一日一楽

2024年春、セカンドライフが始まりました。

今後の家計費

長年、我が家の家計は夫の一馬力だった。毎月決まった額を家計費として私に渡してきて、残りは夫が自分で管理していた。年金型の保険に入ったり投資したりして、それなりに運用してきたようである。

私が預かった家計費からは食費、日用雑貨代、光熱費、医療費、私と子供たちの被服費や美容院代を出していた。夫の被服費とネット関連の費用、夫の趣味でもあるテレビ絡みの費用(BS、CSなど複数契約している)は夫が出していた。

 

3年前に上の子が社会人になったけど実家暮らしが続くので、社会人としての自覚を促すため1人分の食費ぐらいに当たる額を家に入れてもらっている。今まで家計費から出していた洋服代や美容院代も子供が自分で出すようになった。

その後、私がパートを始めた。

さらにこの春からは下の子も社会人である。最初の数ヶ月は様子見して、夏頃から上の子と同じように家に少し入れてもらおうと思っている。

 

家計の状況が変わるたびに家計費の額をどうするか夫と話すんだけど、今まで通りでいいと言う。

今回も、この3月いっぱいで夫は無職になり、子供たちからは家に少しお金を入れてもらうので、夫からもらう額を減額できなくはないんだけど、今までと同じ額を毎月家計費として入れてくれることになった。60歳になれば保険会社で積み立てていた年金が入るようになるが、それまでは退職金を取り崩す生活である。

 

夫が管理していた部分については私はノータッチだったのであまり実感がなかったんだけど、夫が会社勤めしていたときは、快適に働くためにしていた諸々が結構な出費になっていた。

たとえば、満員電車に乗りたくないので早めに家を出て、会社近くのカフェで時間をつぶしてから出社するので毎日コーヒー代がかかっていた。

仕事で夜遅くなるときに家で夕飯を食べようとすると空きっ腹でお腹が痛くなったりするし、遅い時間に食べると不健康だから、夕飯は外で食べてしまうことが多かったのだけど、それもばかにならない金額だった。

少しお高めのサプリメントを複数定期購入したりもしていた。

 

退職してそういうものが全部いらなくなるので、まずはそれで半年なり1年なり通常通りに生活してみようということになった。夫がリタイアしたからといって即緊縮財政を敷くのではなく、むしろ今はあえて必要以上に我慢したり節約したりするんじゃなく通常運転でやってみるというスタンスである。それで実際にどのぐらいお金がかかるか確認してみて、家計の状況を見直す必要があれば見直せばいい、と。

 

というわけで、今日は子供が食べたいと言ったから、我慢せずに(笑)ドーナツを買ってきた。ミスタードーナツで期間限定、数量限定で抹茶の商品が出ているので。