一日一楽

2024年春、セカンドライフが始まりました。

夕食当番

夫が会社勤めしていたときは、平日の夕飯は私が作って、土日は夫が作っていた。

夫はわりと食に興味がある人で、自分で作れば自分の食べたいものを食べたいときに食べることができるので、忙しい平日は無理だけど土日は作りたいと言い、我が家では結婚当初からずっとそのやり方でやってきた。

それに馴染んでいた子供たちは、世間一般でも土日はお父さんがご飯を作るものなんだと思っていて、友達たちと話していて「おや?違う?」となったこともあったそうだ。

 

夫がリタイアしたのを機に、あらためて夕食当番を決めることにした。

私が月金土の週3日、昼から夕方までパートに行くので、夫は今まで通りの土日に加えて私のパートのある曜日も夕飯を作って、残り3日を私が作ることになった。つまり金土日月が夫、火水木が私である。

「4日連続作るのは疲れない?」と聞いたら、むしろ連続の方が食材をまとめ買いして使い切るように考えるのが楽だからそれでいいと夫は言う。

確かに、飛び石状態で作るとなると、置いてある食材がただ単に余っているものなのか、それともこれから使う予定でキープしてあるのかなどいちいちお互いに確認しなくちゃいけなくて面倒だ。

 

というわけで、パートのある曜日、私は夕飯を作らなくてよくなった。

仕事終わりに、「あ、今日はバタバタ買い物して急いで家に帰ってご飯を炊いて・・・ってやらなくていいんだ」と思ったら、軽やかな気持ちになった。