一日一楽

2024年春、セカンドライフが始まりました。

買い物できない夫

以前、人の話を聞かない夫のことを書いた。買ってきてほしいものをメモに書いて口頭でさらに補足説明しても、違うものを買ってきてしまうことがある。メーカー名や商品名など決め打ちしてあれば間違えないんだけど、商品名などを失念して「こんな感じのもの」とあいまいに伝えると、明らかに違うものを買ってくる。

 

今回は、庭の草むしりをしたときに出る雑草を入れるゴミ袋を買ってくるように頼んだ。

我が家の住んでいるところでは、雑草をゴミに出すときは中身が見えるように透明~半透明の袋に入れて、1袋が45リットル以下と決まっている。

メモに「30~45リットルの透明のゴミ袋」と書いて夫に渡し、市の決まりで45リットルを超えたら回収してもらえないからねと口頭で説明した。

 

帰宅した夫が買ってきたのは、なんと70リットルと90リットルの袋2種類。「大は小を兼ねるでしょ?」って。いや、なんでだ、45リットル以下じゃないといけない決まりなんだと伝えたじゃないか。というか、百歩譲って人の話を聞いてなくてそれを聞き流したんだとしても、メモに数字が書いてあるじゃないか。2種類も買ってきてどっちも違うってどういうことだ。

 

夫、もともとの性格なのか加齢のせいなのか、メモを持っていてもいざ売り場でたくさん並んでいる商品を見ると、「あれ、こんなのもあるのか。あ、こっちもよさそうだぞ」と目移りしていって、いつの間にか条件を忘れて「こっちの方がよくない?」と本人は気を利かせたつもり満々で脱線して違うものを買ってくる傾向があるように思う。

モラハラみたいで言いたくないセリフだけど、「あんたは気を利かせたところで能力不足なんだから、いらんこと考えないで黙って私の言うこと聞いてればいいのよ」と言いたい(笑)。

 

違うと指摘したら、「まぁ、何か別のことに使えばいいじゃん」と夫は言うけど、普段のゴミは市の指定のゴミ袋で出さないといけないから透明袋なんて使わないし、こんなバカでかい袋、何に使うんだ。

仕方ないから、袋は余っちゃうけど雑草の量を45リットル以下になるようにして出すしかない。

今後、ズバリメーカー名や商品名で指定できないものは、夫に頼めないなとあきらめの境地である。