一日一楽

2024年春、セカンドライフが始まりました。

免許更新でオタオタ

運転免許の更新ハガキが届いた。うちの地域では予約制になったので、警視庁のホームページから予約した。

私は普段あまりスマホを使わないので操作になじみがなく、またパソコンの大きな画面を見ながらやりたかったので、スマホではなくパソコンから予約したんだけど、最後にQRコードが出てきて「しまった、スマホでやればよかった」と思う。パソコンでやってしまうと、QRコードは印刷して持参するか、パソコンからスマホに送るかしないといけなくなるので、一工程増えてしまうのだ。

パソコンから自分のスマホQRコードを添付したメールを送って、ちゃんとQRコードが見られるのを確認した。

 

当日、免許センターの建物の中に入ってまず「どこへ行けばいいんだっけ?」とまごついてしまう。優良ドライバーなもんで、前回免許を更新したのは5年前で、どんな順路で何をしたかあまり記憶にない。

入口のすぐ近くにある更新料を払う窓口に①番という看板が下がっていたので、とりあえずそこに行ってみたら、先に受付をして書類を作るよう言われた。

受付?と思ったら、何やら機械がたくさん並んでいるところを指さされた。

 

その機械は自動受付機で、画面にメニューが表示されていて、「更新」を選んで押す。免許証を挿入口に入れるよう指示があり、その後予約のときに取ったQRコードを読ませないといけないんだけど、スマホを使い慣れていないのでメールを発見するところまではすぐできたのに、QRコードが小さすぎて、どうやって大きくするのかがわからない。指でピンチアウトしても大きくならないのだ。途方に暮れていたら、メールの下の方に「メッセージ全体を表示」という文言があるのに気づき、そこを押したらメールが大きくなってQRコードスマホの画面にちょうどいい大きさで出てきた。

 

やっとのことでQRコードを読ませたら、書類がベロッと出てきた。自分で書き込む必要がなく、免許証から情報を読み取ったものが印字されているので、そのままそれを持って先ほどの窓口に行って更新料を払った。

 

その後は視力検査と写真撮影で、そのあたりになると「ああ、そういえば前回もこういう流れでやったなぁ」と思い出した。

 

予約システムでは時間ごとに人数の枠が決まっていて、枠の残りの人数も確認できるから、空いているところを選ぶこともできる。以前のように、免許センターに行ってみるまでどのぐらい混んでいるかわからず運任せということがない。

また、自動受付機を使うことで、自分で書類を記入しなくていいのも便利である。

が、便利になるはずのことで、不慣れなもんでオタオタしてしまい、結果的に便利じゃないということってあるよね。自分の場合QRコードが大きくならなくてスマホをあれこれいじくっていた時間に、手書きの書類だったらさっさと書き終わってただろうなと思う。

 

それにしても、心の中で「やばい、わからない、どうしよう」と思いながら機械やスマホと向き合っているときの心細さよ。セルフレジやATMでまごつく人の気持ちがわかるわ。

自動受付機のところにスタッフの人がいたので、わからないことがあれば聞けばいいんだろうけど、普段自分がスーパーで買い物したりパートしたりしてて、セルフレジの使い方がわからないとかクレジットカード決済のやり方がわからないとかで「あなたがやってよ」と半分キレながら店員に丸投げしている高齢者とかを見るとちょっと思うところがあるので、自分で何とかしたいと思って聞かずにがんばってしまった。

無事に自分でできてよかった。達成感(笑)。