生活の中でちょくちょくポカミスをやらかすたびに「ああ、年取ったなぁ」と感じてしまう。
この前は夕飯の後食器をシンクに運んでいて、片方の手に丸めたティッシュを、もう片方の手には味噌汁の入っていたお椀を持っていた。シンクに行く途中にあるごみ箱にティッシュを捨てようと思って、気づいたらティッシュは持ったまま味噌汁椀を傾けて底に残っていた液体をごみ箱の中に流し入れてしまっていた。
先日パート先でのこと。空いた段ボール箱をつぶしたものは台車に乗せて店の裏のごみ置き場に持っていき、空いたコンテナやプラケースは台車に乗せて店の表の駐車場の端に持っていくんだけど、間違えてプラケースを店の裏に持っていってしまった。
全然自分では気がついてなくて、ダンボールを片付けていた若手社員君に「あれ、表もう台車置けないほどいっぱいですか」と聞かれて初めて、自分が運んできたものが表に持っていくべきものだったと気づいた。
今日は今日で、昼から出勤の下の子と話しながらテレビで高校野球を見ているときに、窓から見えた庭の木の枝が張り出しているのが気になってちょっと切ってこようかななんて思い立って、外に出て枝を切ってやれやれとテレビの前に戻ったら下の子に「忘れてそうだから言っておくけど、あのテーブルの上のカップラーメンいいの?」と言われる。
そうだった、カップラーメン食べようと思ってお湯入れてたのをすっかり忘れてた。複数のことすると必ず何かすっぽ抜けるよね。
私のポカミスは笑い話にできる類のことだと思うんだけど、夫のポカミスはちょっと危ない。
夫は以前から料理は熱々を食べたい人で、味噌汁など火にかけたままお椀によそい、最後に火を消す。昔からたまに消し忘れることがあったんだけど、最近はちょくちょく消し忘れるのだ。
危ないからよそう前に消すというのを手順として徹底してくれと言っているんだけど、こういうのは行動パターンとして染みついちゃってるのでなかなか直らない。
夫が食事当番のときは、別の人のアフターチェックが必要である。